隠れた紅葉の名勝 西山本門寺の謎

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あまり知られていませんが、富士宮市にある西山本門寺は隠れた紅葉の名勝です。

この西山本門寺は普通の寺とは違うところが多いです。
謎めいています。

西山本門寺の紅葉と不思議を以下に紹介します。

西山本門寺の境内

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西山本門寺の紅葉

例年、11月末から12月上旬が西山本門寺の紅葉の見ごろです。

下の様な写真が撮れますよ。

西山本門寺で紅葉の撮影のポイントを下に記します。

ダメージが少ない紅葉

望遠レンズでアップでの撮影には、欠けていない葉を探します。
ところが、紅葉は風が強いとダメージを受けやすいです。

色褪せたい、虫が多少食っていたりした様子はかえって趣があります。

西山本門寺の紅葉

でも、形が欠けてしまうと主体にはし難くなります。

形が欠けた紅葉

その点、西山本門寺は風の影響を受けにくいです。

・・・というのも東側には大きな杉檜の木が立っているからなのです。

紅くなる前の緑の紅葉

だから、太陽が高くなった、午前10時頃から、やっと日差しが入って来ます。
紅葉は綺麗に色づきます。

日差しが透けて色づいた紅葉

映える明と暗のコントラストのある写真が撮れやすいです。

コントラストのある参道の紅葉

紅葉と一緒に撮影したいもの

西山本門寺には紅葉と一緒に写したいものが2つあります。

下の3つがあるので、撮影に行きたくなります。

西山本門寺の紅葉

灯籠と紅葉を撮る

石の灯籠があちらこちらにあります。
被写体として灯籠は形がとてもいい感じです。

前ボケにも、いや紅葉を前ボケに使てもいいと思います。

灯籠と紅葉

灯籠は道のわきにあるので、紅葉と合わせて撮りやすいです。

道のわきにある灯籠

南天と紅葉を撮る

神社仏閣には南天がよく見受けられます。
西山本門寺の南天は特別な意味合いがあります。

この南天の葉が独特の形をしています。
葉の色も奇麗なので、モチーフになります。

日に透ける南天の葉

南天の葉の形を入れて紅葉を撮ることができます。
緑色も透けると綺麗に発色します。

南天の葉を前ボケに入れた紅葉と灯籠の写真

南天の葉の光の反射を玉ボケに撮影できたりします。

南天の葉の玉ボケ

勿論、南天の赤い実は可愛らしいので、被写体になりますね。

紅葉と灯籠と南天の赤い実

人物を入れて紅葉を撮る

西山本門寺の境内には長い真っすぐな道があります。
端の方から撮ると反対側が良い感じにぼやけます。

その道の両脇に紅葉があります。

真っすぐな通り

この通りの両脇には高い木があります。
だから日差しはダウンライトの様に上から当たります。

人物を入れて望遠レンズで撮るのにとてもいい条件の場所です。

人物を入れて紅葉を撮った写真

コスプレ写真の穴場です。

 

西山本門寺には陰陽が出来、コントラストのある写真が撮れます。
LightroomだけでのRAW現像では、まだまだインパクトが足らないと、私は感じました。

そこで、PLフィルターの様にくっきりさせる、Photoshopのアクションを使っています。

この機能については下記ページで紹介していますので、ご参考にして下さい。

参考 くっきりさせるPhotoshopのアクション

Photoshopの値段と初心者が使い易くなる技
Photoshopが使い易くなって来た。 その様な声を聞きます。 年々、機能が改善されて来ています。 でも、Photoshopって高くない? 写真をRAW現像するのにPhotoshopは必要ないよ。 ちょっと待ってください。 Photosh...

 

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西山本門寺の謎

毎年11月の第二日曜日に西山本門寺で、信長まつりが催されます。

静岡県の富士宮市でなぜ信長なのか?

首塚の前の信長まつりののぼり

西山本門寺を語る上で紹介しなければならない事があります。
この西山本門寺の裏手に信長の首塚があります。

信長公首塚

現地に、「大柊と首塚の由来」と題して、解説が下の様に記されています。
原志摩守宗安が信長の首を本能寺から持ち出したと言うのです。

大柊と首塚の由来

原志摩守宗安は自分の父と兄、そして信長の首の3つを持ち出したことになります。

戦場の中でその様なことが出来るのか?

これが事実であれば大発見です。
 

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柊と南天の不思議

大柊は1582年の本能寺の変の後に植えられたということです。

今では根本の部分だけあります。
下の様な状態になっています。

大柊

柊はカタカナで記せばヒイラギ
実は西山本門寺に多くある南天と私は混同してしまいました。

ヒイラギ、ヒイラギ南天、南天はそれぞれ別ものですね。

クリスマスのセイヨウヒイラギはヒイラギではない

クリスマスに見るトゲのある葉は、セイヨウヒイラギと言い、これもまたヒイラギとは別の植物だという事です。
柊の実はむしろ黒っぽいのだそうです。

赤い実のなる植物

首塚の近くで紅葉した南天がありました。
南天は常緑樹なので紅葉し落葉しませんが、日向にある南天は落葉するとのことです。

また、一本の南天の中でも日が当たる部分だけ、綺麗に赤くなっているのも見つけました。

一部だけ紅葉している南天

 

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西山本門寺の不思議を撮ろう

西山本門寺には他にも珍しいものや不思議なものがあります。

そのせいか、写真を撮りやすいと私は感じています。
以下、3つご紹介します。

保存木 大銀杏

11月第2日曜日に西山本門寺で行われる祭りは、信長公黄葉まつりと題されています。

黄葉とは紅葉ではなく、銀杏の事です。

境内に保存木と記された大きな銀杏の木があります。

大きな銀杏の木

面白いことに葉が一斉に落ちる時があります。
サラサラと葉が落ち、ポタポタと実が落ちます。

写真だけでなく、動画で撮影してみるのもいいと思います。

保存木の2本の銀杏の木

他にも境内には立派な木があります。

見ごたえがあります。

境内の様子

 

この銀杏の木は大きいので2本ともカメラに収めるのには広角レンズが必要です。
私は、35ミリ換算16ミリのM.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PROを使って撮影しました。

このレンズは楽しい写真が撮れる私のお気に入りです。

 

黒門と紅葉

西山本門寺の入り口は随分と離れた場所にあります。
しかも黒く塗られていて、黒門と称されています。

西山本門寺の黒門
門前には桜の木があるだけでひっそりしています。

春に来れば、桜色と黒のコントラストのある写真が撮れるでしょう。

丈が高く、所謂、総門です。

この黒門をくぐるとなぜか左右にベンチがあります。
つい腰を掛けたい衝動にかられます。

黒門

一歩足を進めると、右手に大きな欅の木があります。
そして参道の脇に紅葉があります。

色づいた葉と黒門は絵になるでしょう。
午前中であれば、太陽を写真に入れることが出来ると思います。

黒門と紅葉

杉檜の大木

黒門を入っても境内を見ることが出来ません。
135段もの石段を登らなければなりません。

普通のお寺の石段とは違っています。
両脇には杉檜に覆われています。

うっそうとした参道

うっそうとして獣が出て来そうな感じがします。
その様な高い杉檜の中に紅葉もあります。

日差しが入るとスポットライトを浴びた様に浮かび上がってきます。

森の中の紅葉

杉檜の中で怪物の様な大きな木があります。
見ごたえあります。

大きな杉の木

 

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西山本門寺の境内への行き方

黒門のすぐ近くにはグランドや体育館があり、そこに車を停めることができます。
でも、境内に行くには135段も登らなければなりません。

北側に車で入れる入り口があります。
そちらの方が楽に境内まで行けます。

西山本門寺の入り口の掲示

林の中を曲がりくねながらの道です。
対抗側から車が来たら、お互いに譲り合わないとすれ違いが難しい道です。

林の中の道

林を抜けると直ぐに境内です。

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