HDR合成で超現実的な写真を楽しもう

HDR合成の魅力はなんといっても、

プロが撮影した様な綺麗な写真が簡単に撮れる!

けれども、あまり知られていないです。
そこで、HDR合成の仕方を紹介します。

HDR合成

 

 

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HDR合成で現実を超えた画像を楽しもう

ブラケット撮影が出来るカメラならHDR合成が出来る機能がきっとあるでしょう。

パソコンでHDR合成すると、さらに見違える程の写真が出来ます。

カメラのHDRボタン

特に風景写真が好きな人にはHDR合成はとてもイイです。

HDR合成で、暗い部分の明度を上げ、明るい箇所の明度を下げるという相反する調整をしてくれます。

実際には目では見れない写真になります。

HDR合成の事例を下に紹介します。


 

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絵画の様な風景写真にする

下の写真は9月に撮影したものです。
午後6時半頃なので、薄暗くなって来ました。

日がもう落ちてしまい、この後、足早に闇がやって来ました。

暮れる間際に撮影した写真

ブラケット撮影で5枚撮影しました。

絞りが、F6.3でシャッター速度が、
1/4秒、1/3秒、1/50秒、1/13秒、1.3秒、5秒の5枚です。

これらの写真をHDR合成して仕上げたのが下の画像になります。

HDR合成した夕暮れ写真

薄暗かった風景なのに、絵画の様な写真になりました。
HDR合成はやってみると、とても楽しいです。

夜景をロマンティックにする

HDR合成は明暗差がある風景で威力を発揮します。
だから夜景写真などは、HDR合成のいい素材です。

下は東京駅の丸の内側を撮影した写真です。
真冬なので午後6時前でも真っ暗です。

冬、帰宅時間の東京駅丸の内

HDR合成を使うと下の様に見違える程、明るい写真に出来ます。
灯りがロマンチックです。

HDR合成してロマンチックになった東京駅丸の内の写真

HDR合成をする準備

撮影時にHDR合成をする前提で準備しておくといいでしょう。

主なポイントは以下の様になります。
カメラのブラケット撮影機能を使えば、シャッターを一度切っただけで、露出を変えて複数、写真を自動的に撮ってくれます。

  1. ブラケット撮影により、写真を数枚撮影する
  2. 三脚を使って撮影する
  3. 画像+RAWデータを保存するカメラ設定

例えば以下の様な写真です。
これらの写真をHDR合成するには、ソフトが必要になります。

HDR合成した写真

LightroomでHDR合成する方法

HDR合成ソフトがなくとも、LightroomやPhotoshopでHDR合成が出来ます。

手順は簡単です。
例えばLightroomでは以下の様に操作します。

LightroomでHDR合成を選ぶ操作画面

  1. HDR合成をしたいファイルを選択する
  2. コマンドラインの写真ー写真を結合ーHDRを選択する
  3. HDR結合プレビューの結合ボタンをクリックする

お薦めHDR合成ソフト

上記の様にAdobeのLightroomやPhotoshopでHDR合成が出来ます。
でも、出来栄えを見ると、HDR合成用のソフトの方が優れていると私は感じています。

下記にお薦めのHDR合成ソフトについて紹介します。

主なHDR合成ソフト

現在では、HDR構成機能がある写真加工ソフトは結構ありますね。

以前は、HDR合成ソフトと言えば、Photomatix Pro と Aurora HDRが知られていました。

Aurora HDRはLightroomから起動出来るので、使い勝手がとてもイイです。

LightroomからAURO HDRを起動する

Adobeの写真加工ソフトと合わせて持っていると、写真の楽しみが倍増しますよ。

HDR合成ソフトなら写真一枚で合成出来る

RAWデータさえあれば、一枚の写真からHDR合成が出来ます。

例えば下の向日葵の写真
太陽の光条を狙いました。

露出は太陽に合わせますので、向日葵は露出不足で暗くなりました。

逆光で撮影した向日葵の写真

花の写真は風で揺れたりするので、複数枚から合成するのが難しかったりします。
一枚の写真でHDR合成出来ると言うのは魅力的です。

下の様に絵画的な写真に仕上げる事が出来ました。

HDR合成した逆光で撮影した向日葵の写真

 

参照 Aurora HDR ダウンロード先
icon

Aurora HDR

 

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