ブレたぼかしで格好良い写真に変えよう
シャッター速度を遅くしてブレを加えると臨場感がある写真が撮れます。
それが、パソコンで出来ます。
このブレたボケの写真加工は、とにかく格好いいです。
写真が上手くなった様に思えます。
しかも、簡単にブレたぼかしは加えられます。
おすすめのブレたぼかしの写真加工の方法を記します。
動いている物にブレたぼかしを加える
写真は一瞬を切り取った画像です。
動いている物は動きを感じられた方がしっくり来る場合があります。
例えば下の写真
シャッター速度を遅くしたので、ジョギングしている人がブレています。
静と動が合わさる事により、面白みがある写真になりました。
三脚を使って、狙って撮影しました。
撮影した後に、写真加工で上の様な画像を試みた事例を紹介します。
Photoshopで電車を動かしてぶらす
下の写真は遠近法が効いているからホーム手前が広く、奥が狭くなっているわけではありません。
黄色い部分を見てもらうと分かりますが、本当にホームの先端が狭くなっているのです。
面白いホームの形をしています。
右側の電車が動き出そうとしていたので、慌ててシャッターを切りました。
残念、ブラす事が出来ませんでした。
Photoshopで電車を少しブラしたぼけを加えてみたのが下の写真です。
俄然、動きが感じられ格好良くなったと思います。
一部だけ時を止める魔法
私はシャッターを切る時に動いているものがある時は、少しブレた感じで撮りたいと思います。
でも、被写体がブレてしまっては困ります。
それで困った末に撮ったのが下の写真です。
風が強かったのです。
波打つ様に葉もエノコログサも激しく揺れていました。
私はその揺れている様子に惹かれたのでした。
葉のなびく形が面白く撮れたと思います。
でも、私は不満足なのです。
ブレた感じに撮影したかったのでした。
でも、シャッター速度を遅くするとメインの被写体であるエノコログサもブレてしまいます。
出来れば、エノコログサの時だけ止めて撮影したかったのでした。
現実ではありえない画像になります。
写真加工で魔法を使ったのが、下の画像です。
Photoshopだからこそ出来たブレたぼかしの写真加工でしょう。
魔法は簡単ではありませんでした。
実際、レイヤーマスクを使ったりと、手の込んだ操作に時間を要しました。
でも、それだけの価値があると私は感じています。
動いていて欲しいる物にブレを加える
下の写真は紅葉の木の下に入り、見上げる様にして撮影したものです。
木の上の方は風の影響を受けやすいです。
それで背景の紅葉がいい感じに動いてくれてブレました。
動きが感じられて、面白い写真になりました。
この様に、都合よくブレてくれればいいのですが、必ずしもいい感じに風が吹いてくれるとは限りません。
そういう時に、写真加工でアクセントを付けたくなった事例を紹介します。
紅葉をぶらして動きを加える
秋の陽ざしが斜めから入り込んだ様子を撮影したのが、下の紅葉の写真です。
穏やかな写真ではありますが、下の方の枝が二本、気になります。
左から右に伸びているので、動きを感じさせます。
でも、紅葉は静止しているので、中途半端な感じです。
それでPhotoshopでブレたぼかしを加えてみたのが下の写真です。
二本の枝が気にならなくなりました。
私はこのブラした写真の方がしっくりして見えます。
ぶらして田に風を吹かす
稲が実り、収穫間近の田を撮影したのが下の写真です。
撮影した後、つまらない写真になってしまったと思いました。
稲が一面に広がる様子を出したかったのですが、それ程、広がりが感じられません。
それであたかも、田に風が吹いているかの様に、稲をブラして動いている感じにしてみました。
そして水平などを調整したのが下の写真です。
こちらの方が面白みがあると私は思います。
背景のシダをぶらして揺らす
シダの群生に西日が入った様子を撮影したのが下の写真です。
シダは形が面白いですよね。
これはこれで私の気に入った写真です。
このシダにブレを加えて、揺れている様子に変えたのが下の写真です。
主体のシダが引き立ちました。
やはり、静と動が一緒になった画像の方が、面白いです。