写真を綺麗にさせるなら、色相・彩度・輝度

色を撮りたくて写真を撮っている気がします。

  • 夕日に染まる空の紅色
  • 日の出の太陽のオレンジ
  • 大輪のひまわりの黄色
  • 春の若々しい葉の緑

私たちは色に感動して記録にとどめたいと思い、シャッターを切っている事が多いです。

その色をRAW現像では調整出来ます。
写真の主役をより良く見せる事が出来るので、RAW現像やる価値を、私は感じています。

写真を綺麗にさせるなら、色相・彩度・輝度

色が持つ3つの調整項目、色相彩度輝度(明度)の変更について、私が気を付けている点を以下にまとめます。

 

 

色の調整と言えば彩度

RAW現像で色に関してはまず行うのは彩度の調整でしょう。

彩度を上げると見違える様に鮮やかになりますね。

でも、彩度には注意が必要なところがあります。

 

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彩度の上げ過ぎに注意

色飽和とか言ったりする様ですが、彩度を上げ過ぎてやってしまいがちです。
不自然な色は良くないですね。

下は私がやってしまった事例です。
過度に彩度を上げてしまいました。

彩度を上げ過ぎてしまった例

もともとの紅葉の写真は下の様でした。

紅葉の写真

私はこの写真を少し眠たく感じたのでした。
それで闇雲に色を出し過ぎてしまったのでした。

 

自然な彩度って何?

RAW現像ソフト、Lightroomのの操作項目に、自然な彩度彩度の2つがありますね。

どう違うのでしょうか?

Lightroomの外観を調整するパネル

上の彩度を上げ過ぎてしまった私の紅葉の写真を初期状態にして違いを確認してみました。
自然な彩度を+100まで上げてみると下の様になりました。

色飽和、少し手前くらいの彩度だと思います。

自然な彩度をいっぱい上げた例

今度は、彩度だけを+100にしてみました。
紅葉の彩度も上がりました。完全に色飽和状態です。

彩度をいっぱい上げた例

自然な彩度は中間の量の色が変化するので、色飽和を起こし難い操作項目という事です。

 

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コントラストを下げたら彩度も下がる

私がよく撮影する風景では、空が明るくなり、手前にある物は影になります。

コントラストのある写真になってしまいます。

例えば下の渋谷での写真

渋谷の街 109のビル

手前の木が黒く、重たい感じになっています。
私がサイト制作でイメージ画像を作る時には、黒い影も入れたりする場合もあります。

でも、風景写真としては暗い部分が多いのは評価があまり良くないですね。

そうすると、コントラストを下げたり、露光量を上げたり、シャドウを持ち上げたりしますね。

そして調整したのが下の写真です。

影の暗い部分を引き上げた写真

木の幹の木肌が見える様になりました。
109の建物の下部も様子が見えて来ました。

これなら重苦しさは感じなくなりました。
でも、全体的に色が薄くなってしまいましたね。

コントラストを下げると彩度も落ちるからです。
それで彩度を上げてみたのが下の写真です。

コントラストを下げると彩度が落ちるので補正した写真

この様に風景写真の場合、影が写り込んだ場合、往々としてコントラストを下げて、彩度を上げる事になります。

 

色相を変えると写真は劇的に変化する

色相とは何?

聞きなれない単語ですよね。

色相とは色そのものを指す様です。
色相を調整するとは、色を変えるということになります。

色を変えてしまえば、写真は大きく変化することになるでしょう。

そんな事が出来てしまうのが、RAW現像の凄い所だと思います。

 

赤にも色々な赤色がある

RAW現像ソフトのHSL/カラーの欄を見てもらうと色を8系統に分けて調整出来る様になっています。

  • レッド
  • オレンジ
  • イエロー
  • グリーン
  • アクア
  • ブルー
  • パープル
  • マゼンダ

例えば下はPhotoDirectorの操作画面です。

8つに分類した色の範囲間で変化させる事が、HSL/カラーの欄で出来ます。

HSL/カラーの操作パネル

例えば、下の金沢駅前の鼓門の写真、朱色が目立ちます。

金沢駅前の鼓門

HSL/カラーのレッドを-100にすると、マゼンダ色に近くなります。

レッドを-100にした金沢駅前の鼓門

逆にレッドを+100に上げてみると、オレンジ色っぽくなります。

レッドを+100にした金沢駅前の鼓門

上記の8系統の色はつながっているのですね。
8つに分類された範囲の中で色を変える事が出来るのが、HSL/カラーの機能です。

 

赤を青にも変えられる

写真愛好家として、RAW現像ソフトで色を大幅に変えてしまうのはやり過ぎてしまっていると思います。

でも、DTPやサイトのイメージ画像を作り込む際には有用だと思います。

 

指定した色を変える

Photoshopを使うと狙い撃ちで色を変える事が出来ますね。
金沢駅前の鼓門の朱色を青色に変えてみました。

青色にした金沢駅前の鼓門

ここまでしてしまうと、RAW現像としては完全に逸脱してしまっているのは言うまでもありません。

 

RAW現像で色を変える限度

赤から青へといった極端な色の変更はRAW現像ソフトでは、明暗部別補正で行えます。

劇的に雰囲気が変わります。

参照 Lightroom 明暗部別補正解説ページ

明暗別色補正を使用して写真をスタイライズする方法
Adobe Photoshop Lightroom Classicの明暗別色補正スライダーを使用して写真をスタイライズする方法、およびバランススライダーを使用してシャドウを修正したり、主要なカラーをハイライトしたりする方法を説明します。

例えば下の日没の写真

日没の山と雲

明暗部別補正の機能を使い、そらの青に赤を加えて、退廃的に変えてみました。

明暗部別補正をした日没の写真

私はRAW現像でやっていいのはギリギリここまでの様な気がしています。

 

白色に色をつけたい場合

RAW現像ソフトのHSL/カラーにはないのが白色

白色に色をつけたい場合があります。
例えば下の様な日差しがある写真です。

雲が開いた箇所から日が差し込む

日は白色の場合もあるのですが、少し黄色びた方が日差しっぽいです。

それに写真全体が青色っぽくなっているので、日差しに色をつけたくなります。

Photoshopには特定色域の選択というので白色を指定して色調を調整する機能があります。

下の様に少し黄色味を入れてみました。

白い日差しに黄色味をつけた写真

 

輝度(明度)で優しさと強さを調節する

HSL/カラーの中でも輝度(明度)はあまり使わないという人は多いかと思います。

でも、要所要所で役に立つのが、輝度(明度)です。

私は以下の様な時に輝度(明度)を調整しています。

 

青空の色を出す時

晴れた日に風景写真を撮ると、暗く影になった部分も写ります。

黒つぶれは嫌なので、コントラストを下げます。
すると、彩度を上げても青空の色が薄くなる時があります。

下の写真は青空が優し過ぎる感じです。

青空に富士山の写真

そこでHSL/カラーのブルーの輝度(明度)を下げてみました。

すると、PLフィルターをして撮影した写真の様に、青空がしまりましたね。

ブルーの輝度を下げて青空を濃くした写真

この様に青空の色を調整する時に、輝度(明度)は使えます。

 

花の写真を優しくしたい時

花は優しく仕上げたいと多くの場合は思います。
その時、淡い色を作りたい時に輝度(明度)を操作します。

下の写真は前ボケに黄色い花を使ってみました。

でも折角の黄色なのに少し暗い感じがします。

黄色い前ボケの花の写真

それで黄色の輝度(明度)だけを上げてみました。
すると見違える程、明るい写真にする事が出来ましたよ。

前ボケの黄色を明るくした写真

この様に前ボケの明るさが足らない時にも、輝度(明度)を操作しています。

 

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