写真が探し易くなるLightroom写真整理術
撮影した写真、溜まっていませんか?
数万枚、人によっては数十万枚にも!
その中から一枚の写真を探すのってとても時間がかかって大変でした。
ところが、Lightroomの写真を整理する機能を使って簡単に写真を探す出すことが出来る様になりました。
溜まった写真が活かせる様になる私の写真整理方法を紹介します。
Lightroomで過去に撮影した写真を探す便利な方法
いつ、どこで、何を
以前撮った写真を探す際、上の3つの内、いずれかで検索出来たら便利ですよね。
いつだけは、カタログに取り込む時にファイル分けされているので撮影日で探し易いです。
どこでと何をで探せられる様にするには、キーワードが便利です。
何をどこで撮影したかで写真が簡単に探せる
ライブラリー画面の右側にキーワードを入力する欄があります。
そこに、どこで、何を撮影した写真なのか記して置くことが出来ます。
写真にキーワードを設定しさえすれば、ライブラリーフィルターでキーワードを使って写真を探すことが出来ます。
メタデータを選択すると初期設定では、
日付、カメラ、レンズ、ラベルの4つが検索項目になっています。
検索項目をクリックすると変更することが出来ます。
そこで、キーワードを選べば入力したキーワードで検索できる様になります。
4つの検索項目の内、2つをキーワードに設定すれば、
どこで、何をで写真を抽出することが出来ます。
キーワードリストでキーワードを楽々設定
でも、キーワードを写真にいちいち入力していくのって手間じゃないですか!
誰もがそう思うのでしょうが、実際はキーワードリストが使えるので楽です。
例えば、キーワードは下の欄に入力していきます。
一度入力したキーワードはキーワードリストに出てきます。
だから、初めは入力する手間がかかっても、リストにレ点を入れるだけになります。
キーワードリストは上の様に、被写体と撮影地でフォルダ分けすることが出来ます。
注意!写真が行方不明になる
写真をパソコンの中で扱う上で、注意しなければならないことがあります。
写真が行方不明になります。
私の失敗を例に注意事項を記します。
Winsowsのエクスプローラーで写真を移動させて困った事になった
私は困ったことになりました。
写真をフォルダーごと、Windowsのエキスプローラで移動してしまったのです。
すると、下の様にLightroom上で見ると変なことになりました。
フォルダーに?マークがついて、行方不明となりました。
写真をLightroomで移動や削除をしないと写真は行方不明になってしまいます。
こうなった場合は、探さないとなりません。
右クリックして、「見つからないフォルダーを検索」して探しました。
Lightroomのフラグで写真を操作して削除する方法
写真は移動させるよりも頻繁に削除します。
削除もエクスプローラーでは行わず、Lightroomでやった方が楽です。
安全で簡単なのでお薦めな方法を以下にご紹介します。
Xキーで削除したい写真を指定する
操作はとても簡単です。
削除したい写真を選んでXキーを押します。
すると、写真に黒いフラッグの印が付きます。
これは削除対象の写真を意味するマークです。
写真を選択していきなりデリートキーを押してもいいのですが、それだと間違って選んだ写真を消してしまいかねません。
そこで、上の操作で黒いフラッグの印を付けていきます。
例えば、下の様に次々とXキーを押して削除したい写真を指定して行きました。
一枚、残したい写真に黒いフラッグの印をつけてしまったのに気づきました。
そういう場合は、その写真を選んで、Uキーを押します。
すると、印が消えて削除対象から外れます。
フィルターで削除対象の写真を確認する
さらにフィルターで削除対象にした写真だけ表示させることが出来ます。
ライブフィルターの属性を選びます。
その下に黒いフラッグの印があるので、クリックします。
削除対象の写真だけ表示されるので、再度、確認出来ます。
一気に複数枚の写真を削除する
いよいよ削除する時は、コマンドラインの写真の下の
除外した写真を削除を選びます。
すると、削除の操作を確認するウィンドウが表示されます。
ディスクから削除を選べば、写真を一遍にパソコンから消し去ることが出来ます。
仕上げた写真をまとめるLightroomの機能
上の様に写真を削除する一方、LightroomでRAW現像して写真を仕上げていきますね。
たくさんある写真から仕上げた写真をまとめるLightroomの機能を紹介します。
完成した写真には五つ星をつける
狙って一枚だけ写真を撮るよりも、何度もシャッターを切る撮影の方が多いかと思います。
同じ被写体の写真が下の様にいくつか溜まることになりますね。
これらの内、一つを選び、RAW現像して仕上げた写真には、私は下の様に星を5つ付けています。
そうするとライブラリーフィルターで5つ星を指定すると、仕上げた写真だけ表示させることが出来ます。
アップロードした写真に色をつけておく
仕上げた写真を人に見てもらうのに、SNSやホームページにアップロードします。
公開した写真と公開前の写真を仕分けるのに、私は赤いラベルを使っています。
まず、赤いラベルの意味付けを行っておきましょう。
コマンドラインのメタデータを選択すると、カラーラベルセットがあります。
それを編集します。
私の場合は、赤に公開と入力して設定しています。
横に6という数字が記されているのは、6のキーを入力すると、この赤いラベルがつくという意味です。
写真をSNSやホームページにアップロードした後、6のキーをたたけば、公開のラベルが付くというわけです。
ラベル付けを取り消したい場合は、再度、6を入力します。
Lightroomのコレクションの活用方法
上にフィルターを使って写真を抽出して表示する方法を記しました。
写真が多くなると抽出するのにも時間がかかります。
そこでコレクションという機能を紹介します。
意図的に写真をコレクションにまとめる方法
例えば、私の場合、ソフトな印象の写真を撮りたいと思っています。
そこで優しい感じに仕上げることが出来た写真をコレクションにまとめています。
コレクションはフォルダの様に扱えます。
コレクションの右の+をクリックするとコレクションを作ることが出来ます。
作ったコレクションに写真をドラッグアンドドロップすれば、写真をまとめることが出来ます。
スマートコレクションで自動的に写真を集める方法
スマートコレクションなら、自動的に写真が取り込められます。
例えば、キーワードが富士山で尚且つ5つ星を設定した写真を集めるスマートコレクションを下の様に私は設定しました。