検証! 写真編集用パソコンのメモリは16GBで足りるのか?

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写真編集用パソコンを買うならば、メモリは8GBでは足らないというのは大方、意見の一致がある気がします。

ネット上では、倍の16GBのメモリを推す見解が多くみられます。

しかし、私は16GBあれば足りるのだろうか?
はなはだ疑問をに感じています。

写真編集用のパソコンには16GBのメモリーで足りるか?

そこで、私のパソコンでメモリ使用量をチェックして検証してみました。

 

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LightroomとPhotoshopを使った時のメモリの状況変化

32GBのメモリの私のパソコンで、メモリ使用割合が50%を超えてしまうと、16GB以上メモリを使ってしまっていることになります。

もし、16GBのパソコンだったとしたら、完全にアウトだ
・・・と単純には判断できないかもしれません。

イエローカード

しかし、ここでは、以下の様な判断をします。

私のパソコンでメモリ使用割合が50%を超えてしまう操作がある時は、16GBのメモリでは十分に快適に動作するとは言えない
・・・のではないかと、疑問を呈しておきます。

以下、事例を2つ示します。

 

メモリー使用割合が16GB以内におさまった事例

下の色が少ない写真を編集した場合のメモリの使用量を見ていきます。

光が差し込む出窓

まず、上の写真をLightroomで選択して大きく表示させた時のメモリの状態です。
下の様に、28%と表示されました。

Lightroomで選択して大きく表示させた時のメモリ使用量

私は、Lightroomのマスクを5つ使ってこの写真を編集しました。

マスクを5つ使って写真を編集する

この時のメモリの使用割合は35%でした。
Lightroomのマスクはメモリを結構使うというのが私の印象です。

Lightroomのマスクを5つ使った時のメモリの使用量

Lightroomであらかた写真編集が出来たので、Photoshopでの編集に進みます。
Photoshopを立ち上げました。

すると下の様にメモリの使用割合は46%になりました。

LightroomからPhotoshopを起動した時のメモリの使用割合

私は下の様にいくつかレイヤーやレイヤーマスクを作り写真を編集しました。

写真を編集するレイヤーやレイヤーマスク

この時のメモリの使用割合は49%で、Photoshopはそれ程負荷は大きくない様子でした。

Photoshopを操作した時のメモリの使用割合

Photoshopを終わらせ、Lightroomに戻るとメモリの使用割合は31%になりました。

Photoshopを終わらせ、Lightroomに戻った時のメモリの使用割合

上記の様に、この写真の加工では、メモリーが50%近くまでいきましたが、超えることはありませんでした。

16GB内でなんとかおさまったというわけです。

編集した写真

 

メモリー使用割合が16GBを超過してしまった事例

下の紅葉の葉の写真の編集を事例にメモリー使用割合の変化を紹介します。

今回は50%を超えてしまったので、その時点で写真加工作業を中断しました。

紅葉の落ち葉の写真

Lightroomでこの紅葉の落ち葉の写真を開いた時点では、下の様にメモリー使用割合は25%でした。

紅葉の落ち葉の写真を開いた時点のメモリー使用割合

上の事例と同様に、Lightroomで私は5つのマスクを使って、画像編集しました。

5つのマスク

すると、メモリー使用割合は43%まで跳ね上がりましたよ。
これは上の事例よりも大幅に増えています。

大幅に増えたメモリー使用割合

そして、Lightroomでの写真編集を終え、Photoshopでの加工に進もうとしました。

LightroomからPhotoshopを起動させると ・・・

メモリー使用割合は、一気に56%となりました。

LightroomからPhotoshopを起動させた時のメモリー使用割合

Photoshopを立ち上げただけで、大幅に50%を超えてしまいました。

私は、もしメモリーを16GBしか搭載していないパソコンだったら、Photoshopが起動しなかったかもしれないと思っています。

やはり、Lightroomのマスク機能が向上し、それまではPhotoshopでないと出来ない写真加工が、Lightroomで可能になりました。

下の様な写真まで追い込んでブラッシュアップすることが出来ました。

Lightroomでマスクを多用して編集した写真

しかし、Lightroomでマスクを多用するとメモリーを多く使ってしまうのではないかと推測します。

 

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写真編集用パソコンのメモリの私の検証結果

今回の検証により、私の結論を以下の通りです。

写真編集用パソコンのメモリは16GBでは足らない!

それならば、32GBのメモリ搭載の写真編集用パソコンはどうやって探したらいいのか?

事例として、下記ページで紹介しています。

参照 パソコン工房の32GBのメモリ搭載の写真編集用パソコン

パソコン工房で安く写真編集用パソコンを買う方法

 

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検証する私の写真編集用パソコンについて

今回、LightroomとPhotoshopを起動させて、タスクマネージャーを使って、メモリの使用量をチェックしました。

この様な検証はどなたでも行えると思います。
正確でなくとも概ねの判断が出来ると思います。

上記の検証で使った私のパソコンの状況は以下の通りです。

 

私の写真編集用パソコンのスペック

私はLightroomやPhotoshopを動かすパソコンには、32GBのメモリが積んであります。

それでも時々、メモリが足らないではないかと思う様なケースがあります。

私のパソコンのスペックの概要は以下の通りです。

購入年 2017
メーカー マウスコンピューター DAIV
OS Windows 10 Home 64ビット
CPU インテル(R) Core(TM) i7-7700HQ プロセッサー
( 4コア / 8スレッド / 2.80GHz [ 最大3.80GHz ] / 6MBキャッシュ )
メモリ 32GB メモリ
Cドライブ 256GB NVM Express SSD
2nd ストレージ 1TB HDD ( 5400rpm )
GPU GeForce GTX1050/2GB

私のパソコン

 

LightroomとPhotoshopのバージョン

今後、Lightroomのマスクが軽くなることもあるかもしれません。

今回、検証したLightroomとPhotoshopのバージョンは以下の通りです。

Lightroom Classic 12.2.1 [ 202303011008-5bfbce17 ]
Photoshop 24.2.1 20230309.r.358 acd831a x64

 

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サイト運営者・カメラ愛好家
マイクロフォーサーズのカメラを愛用しています。
撮影した写真が、RAW現像・写真加工をすると数段に綺麗になるのに驚いています。

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